こんにちは、おでぃーです!
YouTube自動投稿ツールをご購入の方に設定手順を解説致します。
Google Driveに動画とサムネイル画像をアップロード
GASでは、動画や画像といったファイルはDriveAppというメソッドでGoogleDriveから取得し使用することができます。
フォルダを作成しておくと後になって管理しやすくておすすめです!
サムネイル画像はショート動画の場合は不要です!
※サムネイル画像は2MB未満である必要があります。
スプレッドシートとGASエディタの準備
スプレッドシートのコピー
「ファイル」→「コピーを作成」で購入したスプレッドシートをコピーします。
GASエディタを開く
メニュータブの「拡張機能」→「Apps Script」を選択。
GASエディタが開かれます。
GCP設定
プロジェクト作成
GCPにアクセスし、「プロジェクトを作成または選択」をクリック。
「新しいプロジェクト」をクリック。
好きなプロジェクト名をつけて作成。
YouTube Data APIの有効化
左上のドロップダウンで、作成したプロジェクトを選択し、「APIとサービス」をクリック。
「APIとサービスの有効化」をクリック。
検索欄にYouTubeといれ、ヒットした「YouTube Data API v3」をクリック。
「有効にする」をクリック。
OAuth同意画面の設定
左メニューから「OAuth同意画面」選択。
その後、OAuth同意画面のページになったら、User Type「外部」を選択し「作成」。
アプリ名:好きな名前を記載
ユーザーサポートメール:自分のメールアドレスを選択
下のほうへスクロールし、
メールアドレス:自分のメールアドレスを記入
その後、「保存して次へ」を選択。
※他の項目は空欄でOK。
スコープのページになりますが、そのまま「保存して次へ」。
テストユーザーのページになりますが、こちらもそのまま「保存して次へ」。
OAuth同意画面のトップに戻り、公開ステータスで「アプリを公開」を選択。
「確認」を選択。
公開ステータスが「本番環境」になっていることを確認できたらOK。
認証情報の作成
左メニューから「認証情報」を選択。
認証情報のページになったら、「認証情報を作成」を選択。
「OAuthクライアントID」を選択。
アプリケーションの種類:「ウェブアプリケーション」を選択し、
名前:好きな名前を記入。
承認済みのリダイレクトURIで「URIを追加」を選択し、リダイレクトURIを記入。
リダイレクトURIには下記を記入してください。
https://script.google.com/macros/d/GASプロジェクトID/usercallback
GASプロジェクトIDは、先ほど開いたGASエディタのURLに含まれているIDを使用します。
https://script.google.com/u/0/home/projects/ここがGASプロジェクトID/edit
最後に「作成」を選択。
その後、作成したOAuthクライアントIDの名前を選択。
クライアントID、クライアントシークレットをそれぞれコピーしておく。
GAS設定
スクリプトプロパティの設定
GASエディタの左メニューから「プロジェクトの設定」を選択。
「スクリプトプロパティを追加」を選択。
下記を入力して、「スクリプトプロパティを保存」を選択。
・プロパティ:CLIENT_ID、CLIENT_SECRET、spreadsheetId
・値:先ほどコピーしたクライアントID、先ほどコピーしたクライアントシークレット、スプレッドシートID
スプレッドシートIDとは、スプレッドシートのURLに含まれているIDを指します。https://docs.google.com/spreadsheets/d/ここがスプレッドシートID/edit#gid=○○○
スプレッドシートに投稿情報を設定
postInfoシートに投稿動画の情報を1つ設定し、アップロードのテストをします。
title列:タイトル
description列:説明文
tag列:タグ(タグ同士をカンマ「,」区切りで入力。入力ミスがあるとアップロードできない可能性があります。)
categoryId列:カテゴリID
カテゴリIDとは、動画のカテゴリに対して振られているIDのことで下記のように対応しています。
1 | Film & Animation |
2 | Autos & Vehicles |
10 | Music |
15 | Pets & Animals |
17 | Sports |
18 | Short Movies |
19 | Travel & Events |
20 | Gaming |
21 | Videoblogging |
22 | People & Blogs |
23 | Comedy |
24 | Entertainment |
25 | News & Politics |
26 | Howto & Style |
27 | Education |
28 | Science & Technology |
29 | Nonprofits & Activism |
30 | Movies |
31 | Anime/Animation |
32 | Action/Adventure |
33 | Classics |
34 | Comedy |
35 | Documentary |
36 | Drama |
37 | Family |
38 | Foreign |
39 | Horror |
40 | Sci-Fi/Fantasy |
41 | Thriller |
42 | Shorts |
43 | Shows |
44 | Trailers |
videoName列:アップロードする動画のファイル名。拡張子も含ませます。
thumbnailName列:サムネイル画像のファイル名。拡張子も含ませます。
uploaded列:アップロードされるとチェックが入ります。チェックが入っているとアップロード対象外になります。
アップロードテスト
OAuth認証
上部のメニューバーから「settings」→「FirstAuth」を選択。
実行に関しては、下記の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
下記のようなダイアログが表示されるので、「認証」を選択。
案内に従って認証を進め、「認証が完了しました。このウィンドウを閉じてください。」と表示がでればOKです。
動画アップロード
テストでアップロードしてみます。
アップロードしたい動画情報の記載行に☑が入っていないことを確認し、上部のメニューバーから「settings」→「upload」を選択。
実行が完了したら、
・YouTubeアカウントで動画がアップロードできているか
・サムネイルが設定できているか
・現在から3時間後に公開予約ができているか
・postInfoシートのuploaded列にチェックが入っているか
を確認します。
すべてクリアしていれば、アップロードテストは成功です!
定期実行設定
postInfoシートのhour列とminute列で〇時〇分をそれぞれ設定します。
この時間は、公開予約したい時間にしてください。
アップロードは公開予約時間の3時間前にされます。
画像の例だと14:05と18:30に、設定した投稿情報のうち上の行から1つずつ動画がアップロードされます。(uploaded列にチェックが入っているものはアップロードされません。)
その際、それぞれ17:05と21:30に公開予約設定されます。
また、プログラムの都合上、0:00~3:59に公開予約設定ができません。
なのでhour列は4~23しか選択できないようになっています。
0:00~3:59に公開予約したい場合は個別にカスタマイズ対応させていただきます。
時間を設定したら、メニューから「daily execution」→「create triggers」を選択。
選択した日の翌日からデイリーの定期実行が始まります。
一度設定すれば、投稿情報を追加するたびに都度設定する必要はありません。
定期実行設定を削除したい場合は、「delete triggers」を選択してください。
全ての定期実行設定が削除されます。
以上で自動投稿機能の設定は完了です!
ファイル名取得
folderName列2行目にGoogle Driveのフォルダ名を入力します。
メニューから「getFileName」を選択すると、fileList列にフォルダ内のすべてのファイルのファイル名が出力されます。
動画やサムネイル画像のファイル名を効率的に取得して、投稿情報の設定にコピペ等で使用することができます。
まとめ
今回は、GASを使用したYouTube自動投稿ツールの設定手順を解説しました。
ご不明点があれば、公式ラインまでぜひお問い合わせください!
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