【GAS】Chatworkにメッセージ送信・通知する方法

GASとchatwork連携 API

こんにちは!
おでぃーです。

今回は、GASを使ってChatworkにメッセージを送信する方法を解説していきます。

GASはGoogleサービスとの連携が容易で、特にスプレッドシートと組み合わせることによって、メッセージ内容や頻度を柔軟にカスタマイズすることができたりと、Chatworkとの相性がバツグンです。

両ツールを連携させて、業務フローの改善させていきましょう!

この記事を書いた人
おでぃー

GASを使った業務自動化に関するテクニックを発信。
本業ではプロダクト開発でエンジニアのディレクションをしながら、副業にてブログ運営やツール・スキルの販売を実施。
ネット広告運用経験からSNS領域の自動化に注力。

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Chatwork API設定

Chatwork APIを使用するには、APIトークンとルームIDを取得する必要があります。

APIトークンの取得

Chatworkのメニューより、「サービス連携」を選択。

「APIトークン」画面からAPIトークンを取得します。

ルームIDの取得

ルームIDはルームURL語尾の数字を指しています。

例)https://www.chatwork.com/#!rid323909870

であれば、

ルームID:323909870

となります。

GAS設定

GASプロジェクト作成

GASを使うには、GASプロジェクトの作成する必要があります。

詳しくは下記の記事で解説していますので、参考にしてください。

Chatworkライブラリ追加

ChatworkにはGAS用のライブラリが用意されており、API連携する際のソースコード記述が驚くほど簡単になります。

GASエディタ左の「ライブラリ」の横にある「+」を選択すると、「ライブラリの追加」ウィンドウが開きます。

スクリプトIDの入力欄に下記のIDを入力し、検索します。

ChatworkライブラリのスクリプトID:
1nf253qsOnZ-RcdcFu1Y2v4pGwTuuDxN5EbuvKEZprBWg764tjwA5fLav

すると、下記のようにバージョンとIDが表示されます。

バージョンがが最新であることを確認して、「追加」を選択。

以上でライブラリの追加は完了です。

ソースコード作成

Chatworkにメッセージを送信するソースコードは下記です。

function myFunction() {

//Chatwork API Tokenを定義
const token = 'API Token';

//メッセージ送信対象のルームIDを定義
const room_id ='ルームID';

// ChatworkAPIクライアント作成
const client = ChatWorkClient.factory({token: token});

//メッセージ送信
client.sendMessage({
            room_id: room_id,
            body: 'メッセージの内容をいれてください'
      });
 }

なんと、実質4行でできちゃいます。

ライブラリが神すぎますね。

上記の記事を参考にスクリプトファイルを作成し、ソースコードをコピペしたら、

  • APIトークン
  • ルームID
  • メッセージ文

の3点をそれぞれ該当の場所に記載します。(シングルクォーテーションはそのまま)

実行

あとは、下記の記事を参考に実行すればOKです!

Chatworkの指定したルームにメッセージが送信されていれば成功です。

まとめ

今回は、GASを使ったChatworkにメッセージを送信する方法を解説しました。

これに加えてスプレッドシートを上手く組み合わせれば、メッセージ内容を変更したり、メッセージを送信するタイミングを調整したりすることも可能です。

ぜひ各々の業務フローに適用できるようにカスタマイズしてみてください。

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