こんにちは!
おでぃーです。
今回は、GASにおけるライブラリとサービスについて解説します。
ライブラリやサービスを駆使すれば、コーディングを簡単にできたり、時間を短縮できたりとメリットづくしです!
特に、難易度の高い複雑なコードを必要とする処理には、ライブラリが公開されているかもしれません。
それぞれどんなものなのか、どんなメリットがあるのかをしっかり理解して、GAS開発に活かしてください!
ライブラリ
ライブラリとは?
GASのライブラリは、スクリプトファイルに再利用可能な関数やコードをカプセル化して保存できるものです。
ライブラリを作成すると、他のスクリプトからそれを読み込んで使用できます。ライブラリはスクリプトをまとめ、コードの共有と再利用を容易にすることができます。
また、自分で作成する以外にもネット上には便利なライブラリが公開されています。
GAS標準のソースコードで実装するには面倒な処理であったり、Google Apps以外のサービスとのAPI連携処理において、ライブラリが公開されている場合があります。
例えば、下記のようなものが挙げられます。
- OAuth認証
- Slack
- Chatwork
- スクレイピング(Parse)
メリット
コードを再利用できる
一度作成した関数やコードをライブラリに保存し、他のプロジェクトで再利用できます。
これにより、同じコードを繰り返し記述する必要がなくなり、ソースコードを簡潔で分かりやすくまとめることができます。
メンテナンスが容易
コードの変更やアップデートはライブラリ内で行われるため、1つ1つのプロジェクトやスクリプトファイルで修正する必要がなく、すべてのプロジェクトで自動的に適用されます。
バグ修正や新機能の追加が簡単に行えるので、大幅な効率化に繋がります。
サービス
サービスとは?
GASのサービスは、Google AppとのAPI連携を簡単にできるものです。
例えば、YouTubeやGoogle Analyticsなど、本来APIエンドポイントを使用した難しいソースコードを必要とするサービスに対して、同じGoogleサービスである強みを生かしてソースコードを簡略化させることができます。
メリット
Google Appsとの連携が容易
前述したように、Oauth認証や複雑なパラメータ指定が求められるAPI連携を簡略化させることができます。
API連携周りはプログラミングのなかでも特に理解が難しい領域なので、ラクにできるのはかなり助かりますね。
メンテナンスが容易
ライブラリ同様、アップデートはサービス自体で行われるので保守性は高いと言えます。
まとめ
今回は、ライブラリとサービスやそれらのメリットについて解説しました。
活用すると難易度が大幅に下がるような処理もあるので、知っているか知らないかでは開発効率に雲泥の差が生じます。
何か少しでも難しそうな処理や、よく出てくる処理に関しては、ググってライブラリやサービスがあるか調べてみるのもいいですね!
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